Infinity Wallについて

infinitywall

コンセプト・特長

Infinity Wallのコンセプト

ブロック塀による事故をゼロへ。未来の安全を守る外壁

これまで敷地の塀はコンクリートブロックや、RC(鉄筋コンクリート)でつくられてきました。

しかしながら、昨今の多発する大地震により古いコンクリートブロックの塀はいとも簡単に倒壊し、甚大な2次災害を引き起こしました。

今でも忘れることができないのは、2018年6月18日に起きた大阪北部地震での事故です。当時小学4年生だった児童と見守り隊の方が、倒れてきたブロック塀に巻き込まれました。

私たちは「こんなに悲しい事故は2度と繰り返されてはならない。」という気持ちを胸に、今までの製品より軽くて倒れても安全な壁の開発を進め、Infinity Wall(インフィニティウォール)が完成しました。

 

製品の特長

より軽く、より強く。弊社が開発した特殊EPS(超高圧縮スチロール)を使用

約20年間、さまざまな種類の外壁を施工してきた弊社が構想5年をかけて開発した、超軽量で地震に強い目隠し壁です。 主に敷地の境界などの塀や門柱などのエクステリアに使用します。

従来のブロック塀より、すべての面において性能が上がり、1㎡あたり約8kg程度重量の削減に成功致しました。 そして他社には決して真似のできない超速乾硬化防水材と砂材を混合した塗料を吹き付けることにより、弱点である紫外線と水分の両方を完全に防ぎます。また、セメントの剥離がない為メンテナンス費もほとんどかかりません。

 

工場一括生産

機械構造用角型鋼管

従来品のモルタル劣化試験

 

従来品(EPSブロック)との違い

01.原材料

従来品(EPSブロック)

EPS(高圧縮スチロール)

コンクリートブロックより軽いが、紫外線に弱い。

Infinity Wall

特殊EPS(超高圧縮スチロール)

従来品より硬度をあげて耐久性を強くしている。

02.下地材

従来品(EPSブロック)

角パイプのまわりにセメント充填

経年によりセメント内の水分が膨張し爆裂する。

Infinity Wall

角パイプのみで空洞を無くした構造

内部膨張による割れが起きず、経年劣化を防ぐ。

03.下塗り

従来品(EPSブロック)

繊維シート上にモルタル塗り

モルタルの厚みにより重くなる。

Infinity Wall

超速乾硬化防水塗料

紫外線を完全に遮断し、水分を含まず劣化を防ぐ。

04.仕上げ

従来品(EPSブロック)

塗装及びジョリパット塗り

経年により色落ち又はセメントの剥離が起こる。

Infinity Wall

高耐候性シリコン樹脂塗料(防藻・防カビ剤入り)+砂材

防藻・防カビ剤を含み、劣化に強い。

05.オプション

従来品(EPSブロック)

タイル張り

さらに重量が増加する。

Infinity Wall

天然石シート及び金属塗装(オプション)

重量の大幅ダウン。デザインの自由度が上がる。

 

Infinity Wallにできること

あなたの「したい」を叶えるために。安心できる高い塀の実現

Infinity Wall(インフィニティウォール)は軽さと耐久性に非常に優れているため、ご家庭の塀でも高さを出すことが可能です。 お庭での自由な時間を、外部からの視線を気にすることなく楽しむことが出来ます。また、高い塀は防犯対策にも効果的です。安心して生活できる家づくりに貢献します。

 

ゆっくり読書

ガーデニング

バーベキュー

ペットと遊ぶ

 

私たちの役割

現状の課題

大阪北部地震の被害を受けて、文部科学省は全国の小中高学校の約5万校を調査し、2020年3月末に対策は終わっています。 しかしながら、各地方自治体は設計基準を満たさない民家のブロック塀の撤去に、助成金を出してはいるもののまだ進んでいないのが現状です。

なぜなら、ブロック塀は個人の財産で、古いものについては「既存不適格」という設計基準が適用できない問題があり、今の法律では撤去を強制できないのです。

私たちが目指す活動

もし地震がきてブロック塀が倒壊し被害者がでたとするならば、民法第717条1項により、責任は占有者又は所有者にあり損害賠償しなければなりません。つまり、被害がでてしまってからでは遅いということです。

このことを多くの方は知りません。 私たちはブロック塀の倒壊で被害にあう人を少しでも減らすこと、倒壊するようなブロック塀をより多く撤去することを役割として活動していきます。